名フィル第372回定期 [音楽]
9月4日。
今回は委嘱作の初演があった。土曜日公演だったので、厳密にいえば2回目であるが。
斉木由美の「2つの素描」でヴァイオリン協奏曲的にかかれたもの。作曲者がプレトークで言っていたように、いわゆる現代音楽といわれる分野では独奏楽器の協奏曲は少ないと思う。(ロマン的に作曲する人はあえて書くと思うが。)
フランスで音響派に影響を受けた人のようで、音の響きが美しく、その音楽の流れる様がよかった。
電子系の曲があれば聴いてみたいが、聴けるメディアがあるのだろうか。
2曲目、マーラーの第5交響曲。人気曲であるので、このため、満員だったのだろう。
結構、ミスがあったのだが、フィナーレで盛り上がり、コーダの後の拍手はすごいものだった。
マーラーの5番はマーラーの交響曲中、冗長すぎに感じられそれほど好みではないので、判断できないところがあった。
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