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セントラル愛知107回定期 [音楽]

セントラル愛知第107回定期演奏会。7月16日。愛知県芸術劇場コンサートホールにて。

最近聴いたものでは、すばらしい名演だったと思う。ライブでは少しぐらいのミスなどはそれほど問題ではないので、感銘がよければ問題ない。

最初はムソルグスキー「はげ山の一夜」。リムスキー=コルサコフ編曲版でなく、原典版。原典版もいろいろあるようなので、詳細はわからない。原典版はアバドのCDで聴いたぐらいで、生は初めて。

冗長と思われる部分もあるが、このパッチワーク的に感じられるのが、はげ山の一夜と感じられる。

オーケストレションがよく荒削りだと書かれることが多いが、なにかショスタコーヴィチを思わせる部分があり、ショスタコーヴィチがムソルグスキーの後継といわれることがあるので、何か参考にした部分があるのだろうか。

2曲目がストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」で1947年版。トランペットが強すぎると感じたこともあるが、速めのテンポで、引き締まったリズムでいく演奏は、まさしくダンスを感じさせてすばらしかった。

3曲目がリムスキー=コルサコフ「シェエラザード」。ふだん聴くより、ストラヴィンスキー同様、速めのテンポで演奏された。プログラムにもいわゆる標題が記載されず、速度標語のみなので、純音楽的に演奏したのかも。

この曲がこれほどリズミックで推進力が強く感じられるのは初めてだった。そういえば、リムスキー=コルサコフはストラヴィンスキーの師匠なんですね。

独奏ヴァイオリンは生でしか感じられないヴァイオリンの美しさが最高。

今回はロシアもの3曲で、作曲者の関連性もあり、いい演奏会だった。

 


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