シュトックハウゼン光の土曜日(レクイエムとして) [音楽]
シュトックハウゼンの命日は12月5日で、モーツァルトと同じ日とのこと。
彼が敬愛する作曲家のひとりと同じだそうです。
シュトックハウゼンの曲は、宗教的というか信仰的な曲が多いですが、死そのものを扱った曲だと、「光の土曜日」が浮かびます。
「土曜日」はルチファーの日とのことで、光7曲のうち、暗く、儀式的に感じます。
吹奏での「ルチファーの迎え」
ピアノ曲13番の「ルチファーの夢」(実演が観れたら。)
まるで49日の音楽化のような「ルチファーのレクイエムとしてのカティンカの歌」
感覚器官としての顔の部分がテーマなのか、はちゃめちゃな「ルチファーの踊り」
アッシジの聖フランチェスコの讃歌をほとんど儀式的な世界にした「ルチファーの別れ」
ほぼ4時間にわたるこの曲を聴き、次の「日曜日」のルヒターヴァッサーを聴くと、光輝く世界を感じられる。「ルチファーの別れ」がその暗から光をつなげるもののよう。死から天のようなイメージで。
追悼として、昨日、ひさびさに4時間聴き通しました。
コメント 0