シュトックハウゼンについて1 [音楽]
シュトックハウゼンについて第1回
このブログのタイトルはもともとシュトックハウゼンの光の金曜日から名付けたのでした。光シリーズ全7作のうち、いまのところ一番気に入っていると同時に自分の生まれたのが金曜日だからなのですが。シュトックハウゼンについて来日演奏のほか何も書いていません。そろそろブログ開設からずいぶんたったので何か書いてみようかと思っております。
自分自身、ただ聴くだけのリスナーにすぎないので、とても音楽理論やスコア分析や演奏などとてもできないので、間違いも多いかもしれませんが、聴いたなかで感じたことを述べていきたいと思っております。
ベストクラシック [音楽]
EMIからリリースのBEST CLASSICS 100 とBEST PIANO 100。
最近買ったCDでまあよかったといえるものです。このようなクラシック系のコンピアルバムでは結構よかったと思います。収録曲の多さと編集された一部の曲以外は楽章単位で収録されていたためです。
これを聴いて、知らない曲が多数あり、今まで、自分の聴いてきたものがいかに偏っていたかを実感させられました。(ただし、クラシック曲で)
シュトックハウゼン来日記念演奏会感想 [音楽]
25日のコンサート聴いてきました。
最初にリヒト-ビルダー。後半がコンタクテの演奏。終演後は、5回以上はあったと思うカーテンコール(中央のコンソールと舞台とを往復です。)スタンディング・オベーションの中でシュトックハウゼンが笑顔で手を振る様子が感動的でした。
いよいよシュトックハウゼン来日記念演奏会 [音楽]
今日からいよいよ東京の夏音楽祭2005での、シュトックハウゼン来日記念演奏会が始まりました。私は明日25日の演奏会を聞きに行く予定です。
明日の演奏は、コンタクテとリヒト-ビルダーとなっています。
コンタクテは、2つのバージョンがあり、今回は電子音楽のみのバージョンだと聞いています。
鳥の歌とメシアン [音楽]
野鳥観察図鑑の付録にあった鳥の鳴き声のCDを聴いているうちに、無性にメシアンが聴きたくなってきたので、集中して聴いています。
ピアノ曲の「ニワムシクイ」(1970)でのニワムシクイの歌は、本当にかわいくて、美しい。ヨーロッパにいる鳥なので、日本の野鳥図鑑にはのっていない。ウゴルスキー演奏の初出CDにはイラストがのっていて、ムシクイ類の小さな小鳥が描かれていますが写真は見たことがありません。イラストだと本当にかわいい小鳥です。
完成された最後の作品「彼方の閃光」の3曲目でオーストラリアのコトドリがいいし、「鳥のカタログ」での様々の鳥の歌が感激ものです。
ピアノで表現することが多いので、(メシアンが述べているが、鳥の歌を演奏する一番適した楽器がピアノであるとのこと。)一瞬、鳥とは思えない気がしますが、身の回りの鳥の歌と曲を聴き込むうちに鳥だと思えるようになってきました。
シュトックハウゼン来日詳細決定 [音楽]
今年、シュトックハウゼンの来日が決定していましたが、正式に日程等が決定したようです。
曲目は「光の日曜日」の第3場にあたる、LICHT-BILDERを中心としたものです。ぜひとも、聴きに行きたいと思っていますが。
詳細は下記のHPで。
http://www.arion-edo.org/tsf/2005/index.jsp
ハーゲン四重奏団演奏会 [音楽]
2月19日名古屋のしらかわホールでのハーゲン四重奏団演奏会について雑文。
演奏曲は、3曲。
ドヴォルジャーク 12番「アメリカ」(作曲者名はプログラムから)
ショスタコーヴィチ 7番
ベートーヴェン 13番。フィナーレは大フーガ。
大体、ライブだとCDで聞くのと違いまず感激してしまうくちなのですが、この日は、弦の響きのすばらしさと曲のすばらしさが理解できる、まさに圧倒された感覚でした。
以下、曲について。
名フィル第9演奏会 [音楽]
今日、沼尻竜典指揮・名古屋フィルによるベートーヴェン第9交響曲特別演奏会を聴きました。
特に煽るような演奏ではなく、構築・形式美を表した演奏であり、この交響曲のすばらしさを再認識するものでした。
SCIARRINO LA BOCCA, I PIEDI, IL SUONO [音楽]
LA BOCCA, I PIEDI, IL SUONO
Salvatore Sciarrunoは1947年生まれのイタリアの作曲家でこの作品は1997年のものです。4人のSAXソロと100のSAXのための40分弱の曲で、題名は「口、足、音」という意味らしい。(イタリア語はわからないので。)
40分間、ほとんど静寂の中に、表現しにくいのですが、さらさらという感じで緊張感あふれる静かな停止と短い音が交互に続くといった音楽です。
CDとDVD Audioの2枚組み、レーベルはcol legnoです。