名古屋フィル第340回定期 [音楽]
10月6日の名古屋フィル第340回定期演奏会。
プロコフィエフ交響曲第1番。グリエール ハープ協奏曲。ラフマニノフ 交響的舞曲。3曲。
前回、バッハ最後の曲について、書いたが、交響的舞曲はラフマニノフ最後の曲。
有名なピアノ協奏曲第2番や交響曲第2番とは、完全に傾向が異なる曲。
暗さ、陰鬱さと異常な攻撃的な音響のかたまり。打楽器が多用される。ほとんど大音響の打撃音であり、打楽器の音色的使用とは違う。この曲でもそう思うが、ワルツが鬱と不安とかの状況をかもしだすのに使われる。これが、最後の曲なので、ラフマニノフの晩年について考えられてしまう。
コメント 0